●児島高徳の心
児島高徳……いうまでもなく危機に陥った後醍醐天皇を守護せんと知力を絞って奔走した忠臣中の忠臣である。
敵方に捉えられた天皇を励ます為に、囚われ館の側の櫻樹の皮を削ってそこに十字の漢詩を書き後醍醐天皇を励まさんとした話は余りにも著名。即ち、

天莫空勾践　時非無范蠡　と。

戦前の小学校の唱歌として歌われたが、それに含まれるこの漢詩は一種の謎掛け文であり、真に興味深くも落語にもなっている。

ともあれ我々が今やっている事は児島高徳の櫻樹の逸話と同じ事であり、残念ながら天皇を蔑ろにする逆賊たちの力は真に強大であり、天皇陛下を捕らえて逃がさぬ警備の垣根は余りにも厚く、少なくとも今の段階では直ぐにお助け申す事はできないのである。
切歯扼腕すれどもどうしようなく、時間を掛けて別の方向から謀を巡らせてゆくより致し方ない。しかし少なくとも忠臣が必ずいるという事をのみは今すぐにでも知って頂きたい。故にこそ微衷をいかで聞こえんと日々櫻樹の幹（サイト）に真心を日々認めるところの者である。
勿論それが単に自己満足で終わってはなんにもならない。その事を通じて世の忠臣たちに働きかけ、それを大きな力として蓄え、実際的な正義を守護する働きをなさんするの心であり、その決意でもあるのである。それは正に命を掛けた超大戦である事を明記したい。

●チャンネル桜サイトの本質
本サイトはチャンネル桜がまともになって貰おうとして始めたものであり、桜樹の悪しき皮を削って純白の幹を出し、そこに真心を刻みたいと念願するものである。しかしながら最近のチャンネル桜のキチガイ論説と捏造放送をみると偽装保守なのかと疑わしめるものがある。それが単に愚かさで行なった事であるのか確信犯であるのかは分からない。両方の要素を持つのが人間の本質と言ってしまえばそれまでだが、しかし現実的に桜サイトの論説は日本危機に陥れる危険があり、その批判はつづけて行なう事となす。
ともかく皮を削って純白の正心が出てくるかどうか、ともかく皮を削る作業はつづけていこうかと思うのである。