【道本光一郎】防衛と気象の架け橋に〜雷博士、自衛官初の学会長に就任![H21/7/23]
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既に「護国日記」に書いているが、やはり自衛隊員がこの様な公の場において、永年野球をやり、今は監督をやっているという様な事、それを何の躊躇いもなく平然と語る事はやはり問題であろうかと思い、本項でも我の考えを述べておこう。 特に説明はなかったが、これは恐らく、毎日曜日位に野球をやるという事、多分小中学校のグランド等を借りて少年野球でも指導しているのか? それとも一般人としての野球チームを率いてその監督をしているのだろうか? その種類、頻度、程度等は不詳だが、やはり監督であるという以上、ある程度以上のキャリアがあり、かなりの時間を割いてその様なスポーツゲームに現を抜かしているという事かと思われる。 確かに自衛隊員と言っても所詮は人間だし、自己の自由時間を利用してある程度の自分の趣味に時間と力、金子などを費やす事をまで、それをそれほど咎めだてしようとは我も思ってはいない。 人間にはある程度の余裕も必要だし人の嗜好も人それぞれである。「釣り」の好きなものもあれば、山登りが好きな者もあるだろう。盆栽が趣味の者、いやフギァアの好きな者があっても不思議ではない。その他骨董品集め、囲碁、将棋、パチンコ等々……。それらを我も流石に全て否定しようとは思わない。 しかしそれら趣味にも色々な種類があり、余りに反国体的なもの、また遊戯性の高過ぎるものなど、ある程度の常識的な判断で、また自己の立場もある程度弁えて選択して行かねばならないし、また何れにしろ公の席で述べる様な性質のものかどうかはその席の性質、自己の立場、地位なども鑑み、とにかく不適当ではない対応せねばならないのではあるまいか。 この点は田母神閣下も同じであり、「戦争などになったら毎週ゴルフにもいけない」という言葉を聴いて驚かされた事がある。これは閣下のお得意のブラックジョークと解したいが、かなり気になる発言ではある。 この様な事を考えて行くと自衛隊は軍隊か否やという、やはり難しい憲法問題に行き着く。この点も考えて行かねばならないが、しかし国防は先の話しではなく、「只今が其の時」であり、本当に日本の防衛は大丈夫かと不安になるのである。もっとしっかり、日本の国防に携わる者としての自覚を持って頂きたいのだが……?
[21/7/28]
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